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謎の中国甲冑発見!!
先日、複製制作の依頼で見せていただいた甲冑です。
所蔵者の許しを得てブログにUPします。

明時代、雲南省のイ族のものと推定されます。

中国には放伐論というものがあり、前政権のものは放つ(流す)か伐(殺す)かのどちらかを行う習慣があります。
前政権を否定しないと、新政権は天に選ばれたことにならないからです。
文化大革命のときも、前時代のものは全て処分されました。
まして武器武具の類などは根絶やしのはずでした。
そのため、これは非常に珍しい例といえるでしょう。

胴は牛の厚い皮(水牛かも)で作られています。

草摺も牛革で揺るぎに組まれており、最下段のみ朱漆で塗られている他は黒漆塗りです。

雲南という南方のものであるからでしょうか、非常に小型で現代日本なら子供サイズです。

草摺にはスリットが入っていないため、徒歩戦用と思われます。

右引合式で、日本の鎧に例えると六枚胴のようです。

模様も道教の陰陽やペルシャあたりのものと推定されるものもあります。

何分、資料が少ないので皆様の意見をお待ちしております。
奮ってコメントいただければ幸いです。

この日記の本日の歴史ブログランキングは何位でしょう?

だいたい50位くらいですが、皆様がご覧になる回数でランキングが上がります。
よろしくお願いいたします。

JUGEMテーマ:学問・学校


| 鎧画像 コラム | 11:05 | comments(3) | trackbacks(0) |
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| - | 11:05 | - | - |
これは珍しいものですね。
中国甲冑に付いては素人なので何もいえませんが、全体のシルエットは古墳時代の短甲に近いようにも見えますね。
出土例がない為不明の短甲の草摺は、このようなものだったのかもしれませんね。
| ホルニッセ | 2008/04/18 12:26 PM |
中国で甲冑が残らないのは日本のように甲冑自体を芸術品として見ていないからだと思います。あくまで実用品としてのみ見ていますので、残りにくいのではないでしょうか?
特に雲南のような辺境地であれば非常に残りにくいのだと考えられます。ですのでこの甲冑は非常に珍しいものだと言えるのではないかと考えられます。

私の考えですが武具類が残らなかった理由は放伐論というよりも武器類を「伝統文化」として扱わなかった点にあるかと思います。
ちなみに故宮に伝わっている甲冑類は「伝統文化」というよりも、縁起物もしくは天命を享ける者の「象徴」として伝えられているのではないでしょうか?
| 一海 | 2008/04/18 3:14 PM |
ホルニッセさま

短甲も歩兵ようですからね。
肩上が無いところも似てます。
サラシのようなものを肩上の代わりにしていたのかもしれません。

一海さま

ご意見、大変参考になります。
甲冑以外の刀剣類もそうなのでしょうか?
中国では武は文より低く見られます。
そのあたりも関係しているのかもしれませんね。
| 佐藤 | 2008/04/21 6:31 PM |









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