2012.01.29 Sunday
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2006.01.31 Tuesday
戦国武将のよそおい展 佐野美術館、後藤祐乗の目貫
先日、三度目の戦国武将のよそおい展に行ってまいりました。
甲冑に関しては展示変えは無かったのですが、前田育徳会の所蔵する後藤祐乗の目貫が展示されており、改めて祐乗の素晴らしさを実感いたしました。
たまたま館長も居合わせたので、少しお話させていただきましたが、祐乗の子、宗乗や孫の乗真と比べると、段違いに祐乗はイイとのことで意見は一致しました。
変わり兜の方は富士山形兜の後に髻があることから、それが見やすいように、若干角度を変えて展示し直してあり、よく見ることができました。
佐野美術館は地元の名士であった佐野さんの素晴らしいお庭も望めます。
是非いちどお運びになってはいかがでしょうか。
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2006.01.28 Saturday
佐野美術館での戦国武将のよそおい、展示がえ
本日はこれより、三度目の佐野美術館、戦国武将のよそおい、にて一部展示がえがあるようなので、今から行ってみたいと思います。明日、明後日の更新はお休みします。
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2006.01.27 Friday
東京国立博物館での展示物の写真撮影について
東博の常設展では、基本的に写真の撮影はOKです。
しかし、ストロボと三脚、一脚の使用は不可です。
私はニコンの50mm1.4fで全景を撮り、70mm〜180mmのマクロズームで細かい部分を撮ります。
館内が前よりもさらに暗くなったのでフィルムは感度800にしています。
最近のフィルムは粒子が細かいので800でもあまり気になりません。
やはり文化財などの撮影では、細かなディティールが求められるので、デジカメでは、まだまだ不安です。
皆様も他の観覧者やマナーに気を付けて撮影してみましょう。
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2006.01.26 Thursday
博物館での甲冑、刀剣を見るマナー
博物館、展覧会、寺社での宝物館において、美術品を見る際に、持って行きたいアイテムは、懐中電灯と単眼鏡でしょう。
ただ神社に比べ博物館は、懐中電灯で見ていると、たまに注意されることもありますので気を付けましょう。
神社などで見るときは、玉串料(たまぐしりょう)を払い昇殿参拝すると、多少対応が違いますので、文化財の保全に貢献すると思って、払っておきましょう。
お祝いの袋に一万円を包み、玉串料と書けばよいです。
写真については、ほぼ全面的に禁止されています。
博物館は文化財に悪影響がある点や著作権などが関係するようですが、神社に関しては、御神宝の効力が薄れるなどの意味合いがあるようです。
それとよく、インクが飛ぶとの理由で、スケッチなどを禁止しているところもあります。
それは、ガラスケースの無かった時代の名残で、現在においてインクや折れた鉛筆に芯が文化財を傷つけるなどということは、無いので基本的にはOKだと思います。
しかし注意されたら速やかに止めましょう。
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マナーを守って見るだニャー
2006.01.25 Wednesday
日本甲冑の骨董価値
30年前、日本甲冑の骨董としての価値は最も高く、業者も海外からの里帰りの品などで、潤っておりました。
現在、物価は上がったのに対し、甲冑の値段は、当時と変わりません。
当時、筋兜などは一筋1万などと言われ、六十二間筋兜などは、単純に62万円と言うような値段でした。
どのような商品でもピーク時の1/3が底値と言われていますが、当時の相場を鑑みれば、現在の甲冑の価値は1/5です。
私、個人としては、収集欲は全くありませんが、甲冑自体の芸術性、その優れた工芸性などを考慮すれば、もっと世間が注目しても良いのではないかと感じています。
日本史の英雄達が愛した、甲冑を皆様にも少しでも理解していただく活動に貢献していきたいと思っております。
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2006.01.24 Tuesday
西洋甲冑サイト案内
私の大先輩の日本甲冑師の実のお兄さんの活動を載せたサイトです。
日本で唯一、西洋甲冑の製作をしておられる方です。
ご興味のおありの方は、是非訪れて下さい。
西洋甲冑と三浦權利の世界アーマラ
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2006.01.23 Monday
戦国武将の専門書籍 山内一豊など
別冊太陽 戦国百人
基本的には戦国武将を紹介する本ですが、中には有名甲冑の修理前のレアな写真や、他の本には無いアングルでのカットあり、それだけでも価値があります。
しかし絶版本なので古書店や図書館にてお探し下さい。
日本の古本屋
スーパー源氏
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2006.01.22 Sunday
日本の鎧の伝来についてのウソ、ホント
日本の鎧を所蔵する神社、仏閣、博物館では、その鎧の解説などをしておりますが、近世になるまでの、中世甲冑(南北朝時代まで)の伝来は基本的にそれを裏付ける確かな根拠は無いと言ってよいでしょう。
甲冑においての伝来の多くは、口伝えにより今に至ったものや、ごく最近言われ始めたものなど、信頼性の薄いものばかりです。
理由として、甲冑は、刀剣と異なり、製作者が分業で作っているため、銘を切らないことや、刀剣が個人に帰属するのに対し、家に帰属することなどが挙げられます。
例えば、義経の伝来のある鎧などはよい例で、明らかに南北朝時代以降の甲冑の形体を持つものでも義経所用などと伝来のあるものもあります。
しかし、時代、奉納場所と奉納者が、比較的合致するものもあります。
例えば、御嶽神社の国宝、赤糸威大鎧などがその例で、畠山重忠奉納とありますが、重忠の生きた時代と場所などが合致し、伝来に確かな根拠は無いものの、そうであってもおかしく無いと言えます。
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2006.01.21 Saturday
刀装具と甲冑金具 サムライの愛した武具
刀剣は、拵えより刀身の方に目が行きがちですが、金額や手間的には、刀身と同様、中にはそれ以上のものもあります。
刀装具の金物などは、甲冑金物と共通の職人が手がけており、時代判定など大いに参考になるところです。
現在、世間一般では、刀剣と甲冑の世界は別の趣味と認識され、ナカナカ共同で研究されることが少ないのが現状ですが、何とか歩み寄りたいものです。
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2006.01.20 Friday
日本甲冑の部品 札の歴史 奈良時代から戦国時代
日本甲冑は、もともと律令政治もと量産を目的に作られていたため、札とよばれる短冊状の寸法、高さ5cm〜8cm程度の部品をウロコのように横に重ね紐で綴じ合わせることで構成されています。
時代の戦闘方法の変化や材料の変化、流通の変化に伴いその形状を変化させてきました。
○掛甲札(けいこうさね)
7世紀から9世紀にわたり鉄で作られた札のため強固であるが重い。
強固であるがゆえ、重なりを必要とせず一枚、一枚横に綴じた。
○札(さね、後世には小札とも本札とも呼ばれる)
主に9世紀から15世紀まで使用され、革中心で作られている。
軽いが鉄札に比べ強度に欠けるため綴じ付けたとき札が二枚に重なるような穴の位置になっており掛甲札とは異なる。
○三目札(みつめざね)
中世当時から厚い革は高価であり品薄であったため、三目札ような通常の札の穴にもう一列穴を開ける札が登場した。
これにより薄い札でも重なりを厚くできるため、強度を持たせた。
○伊予札(いよざね)
小札を簡略したもので南北朝以降に登場する。
鉄製を原則としているため札の重なりが掛甲札と同じで一枚でよく、札頭(さねがしら、札の上部)の形状に様々なものがある。
以上、少ない紙面で、大まかに札の歴史を追ってみました。
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